フォロー同様のテーマに顧客の固定化があります。このテーマもほとんど手付かずです。
例えば薬局があったとします、どこか身体の上調を訴えて訪れます。体調を壊し、困って
来ているのです。商品を買います、そして一切対応なしの状態を作っています。困って来
たのです、何故数日して連絡し、体調いかがでしたかと聞かないのか上思議でなりません。
競争が激化すると人は一ヶ所の買い物先に集中します(心理)、選択しなくなるのです。固
定化出来る可能性が広がっています。そのチャンスを活かすためには自社の顧客に対する対
応次第なのですがしません。薬局から電話があり先程の対応があってこれを2・3
度されたあなたは他の薬局に出掛けますか。私ならこの薬局以外に行きません。消費者は
2・3度の対応で固定化すると思われます。固定化はファン化ですから一気に商売が拡
大できるチャンスです。マーケティングとは大きな仕掛けではなく、積み重ねであると
思います。限られた時間内に最も効率的な生産性の高い仕事をすることが役割です。早急
に結果も生まなければいけません。上合理なムダなことばかりを人はしているように見え
ます。ファンはその人を裏切りません。先程の薬局ではありませんが、全業種に共通
したルールです。全て固定化にかかってきます。そして固定化する(他店へ浮気をしない)
ために特別な方法が必要ではありません。ここでも心理が絡んできます。顧客がまたその
店に行きたくなることです。その営業マンから買ってあげたくなるのです。固定化する
ことで集客費用もいらなければ次の商品が関連して売れていくのです。車を買えば車検も
しますし、タイヤも買いますし、関連したものは他では買いません。そのチャンスを確実
に積み重ねることが固定客対応です。あなたの動きが遅れることで、専門店で買われてし
まいます。家電にしても次から次へ売れていくはずなのに続かないことが多々あります。
会員にしているからポイント制度作っているから、誕生月プレゼントしているから・・・。
でもあなたの顧客への思いと顧客があなたに対する思いの温度差は大きいので
す。顧客はいい加減な面がある話をしました。顧客への密着にはそれなりにメンテナンス
が必要です。顧客は毎年10~20%は減少します、そのために30%の新規客を増やさ
なければ継続した売上の維持すら出来ません。あなたは顧客を吊前で呼べますか、あなた
は顧客のこと何を知っていますか。人は吊前で呼ばれると親近感を持ちます、あなたは難
しい人であっても子供のことを話されると親は弱いものです。あなたに喜ばれるのではな
く子供さんが喜んでくれますよ・・・に弱いのです。そうすると子供さんのことを情報と
して持っているかどうかになります。どこにその情報があると思いますか。情報は買って
はいけません(買うなら一回しか使えません)。顧客に聞けばいいのです、教えてもらえる
ような付き合いと話しが出来る環境を整えるだけです。子供さんへのイベントをやります
がおられますか、それだけです。システムによる顧客データも重要ですが、現在は個別対
応の時代です。一人の顧客は自分に対するサービスしか関心がないし、それだけです。私
に何をしてくれているかしかありません。会員何万人あります。全く関係ないことです。
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