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成功へのレポート81

ノウハウからの商品化がまとまってきました。当初は単品の商品からスタートになりま す。強い商品で勝負です。この時期で押さえなければいけないのは独自性になります。 人は似たようなことを考えるものです。同じような時期に同じような商品が生まれるケー スがよくあります。時流として注目することが重なるのでしょうか、よく似た商品・サー ビスが登場します。マスコミの情報の流し方にも影響があるのかもしれませんが、よく このような状況を目にします。人との違いを強調するあまり固まってしまってもいけません 。独自性をあまり難しく捉えない方がいいでしょう。私は言葉だと考えています。人が経 験し、商品化したものをそのまま使うことはやはりすべきではないし、失礼に感じます。ソ フト・形のないものには特に注意が必要です。ノウハウはその方の財産だと思います、そ のままはいけません。言葉と言うのはあなたの言葉で書くことです。あなたが伝えたい 内容を整理し、あなたの言葉でまとめていく、このことが最低の条件です。いきなり何も かもまとめてやろうとしてももちろん出来ないことです。まず自信のあるテーマをしっか りとまとめる段階、商品としては単品になります。その単品商品を売ってみる、少なくと も結果が出ます。その結果を事実としてそのまま受け取ってみることです。売れれば、そ のまま延長上で営業していけばいいでしょうし、売れなければ軌道修正をかけます。何が 売れない原因か自分にぶつけていくのです。相手や環境を理由にしないこと、すべては顧 客との関係でズレが発生したと捉える方向での軌道修正です。その方向性を間違え商品や 環境や競合関係でとると原因の追求を間違えます。商品がダメであれば、次の商品をぶつ ける、また次の商品を探す・・・この繰り返しをやってしまいます。このケースも多く見 受けるものです。単品商品が育った段階で2つの方向が想定されます。単品での地域(販 売先拡大)拡大か複数商品への拡大かです。どちらの方向が正しいかは置かれた状況にも よりますので、判断してもらいます。ここでは次の商品を組み込んで行く流れに入ります。 単品を進化させて広げていくのが一つ、売れた単品を細分化(小さな商品に)して、 分解したものを強化し再度単品になりうるまでの商品に育てる方法です。例えば売り上げ を上げる方法が商品化出来れば、分解し、例えば飲食であれば客単価について、客数につ いて、席回転数について・・・売上を上げるテーマを細分化することで次の商品が 生まれてきます。ノウハウの引出しを広げて行くように商品を増やしていくのです。その ステップで商品化のタネ(売り物)が広がり、いくつも提案出来ることになります。そこ まできた段階でそれらを一つのものとしてまとめるとパッケージ化が成立します。 パッケージ化することで商品の厚みが出、商品らしさが出、提案先が深められるか、拡大 することになります。ここまでがノウハウのまとめ方の流れです。パッケージにもバリエ ーションを付けていけば、また違った商品に生まれ変わります。そうして自分の力をバラ ンス良く、売り物としての商品化に繋がります。時代の変化と、顧客のニーズの変化が重 なりますからパッケージ化は進化発展します。


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