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成功へのレポート81

成功のストーリーを描いてみます。計画性の重要さはすでに説明してきました。計画を立 案した段階でこの事業の達成の80%は決まりです。上滑りの計画を立てて安心し ているものは除外してください。これもよく見受けられます。計画を立てずに事業スター トする人も多いですし、どう見ても形式的なものとしか思えないのが結構あります。金融 関係への提出書類の計画も実際は甘いものがあります。起業セミナーで教わる計画も実態 を感じないものがあります(講師が実は起業していないのではないか)。しっかりした計画 を立案したとして、次に進めます。計画の中にはまさか単純に12ヶ月で割ったものはな いでしょうが、せいぜい季節指数を考慮したものでやはり単純計算が多く見受けられます。 でも実際に事業をやると分かるのですが、計画を組んでその計画通りにやろうとするとほ ぼ売上は下回ります。起業とは瞬間のパワーを活用した活動なのです。じわりじわ りと売上が上がるのは教科書的です。皆さんも経験ありませんか。何か成功したことをで す、徐々に出来ましたか。ちょうど自転車に乗れたあの感覚です。少しづつ乗れるのです が、転びます。転び、転び・・・ある瞬間に一期に乗れるあの感覚が実は事業にも起こる のです。経営の真髄も同様です。何度説明しても漠然とした理解しかされません。同じこ とを何度も説明され・教えられ、そしてある時期(時点)空が晴れるように何か「分かっ た《悟った感覚です。私は最初の3ヶ月が勝負だと思います。1年を12ヶ月で見る のではなく、最初の3月で12ヶ月が決まってしまいます。瞬間に売上を上げる感覚を 理解しないと数字は行きません。徐々に勝負する、いや後半に勝負のポイントを持ってくるつ もりのノリはあまりにも危険です。まず経験的に言って成功のためしがありませ ん。成功するとはギアを成功に入れた瞬間に勝負に入る。一気に加速させる、その 後一旦売上が落ちたとしても当初の計画の線上よりは上の位置で安定化しているのです (異常値同様)。計画を立てる時にその感覚(実感)を盛り込んで取り組まなければ結果は 見えてしまいます。会社の計画で今説明したような臨場感ある内容見られたことあります か?だから計画達成が未達に終わるのです。昨年度対比をやっているところも多いです。 昨年は昨年です。計画は取り組みたい・やりたい数字なのであって軽い気持で出来ればい いのに、この程度の内容ではないのです。計画とは達成したい数字(必達)で逆算す る。12ヵ月後に達成した自分がおり、達成してしまったが、1ヶ月目に何をしていたか、 そう2ヶ月目は何をしていたか・・・。そのことを毎日見つめながら軌道修正かけ、営業 の保険項目を引き出し、組み立て直し、進めていくのです。ゆっくりゆっくり坂を登るよ うな事業活動は間違いです。山に登るときにはある瞬間一気に駆け上がります。勝負する タイミングがあります。企画書を書く時には一瞬にまとめるのです。商品選定も徐々に情 報を集めるのではなく、瞬間的に絡め、探してしまう。時間をかけて物件など探してはい けません。あらゆる情報をクロスさせ、物件を探し、契約しなければ事業は前に進みませ ん。この瞬間の使い方を知って欲しいのです。実践とは教科書ではありません。


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