成功のことをテーマに考え続けて行くと、最終行き着くところ「人間《 のことを考えてし まいます。成功したいと誰もが何故思うのか。成功したい理由はともかく気持は理解出来 ます。人は成功したいと思いながらでも９５％の方は動こうとしない。このことの疑問の 方が問題でしょうが。心理マーケティングの時代になった話しもしました。購買に人が関 わる以上この心理対心理、買う側と売る側の攻防があります。営業は人を売るのだとは昔 から言われています。モノを売るのではない。ビジネス世界は人間を知らなければ成 立しないのでしょう。人には長所と短所があり、徹底的に長所を伸ばす戦略を組まなけ れば成功などおぼつかないのです。人を捉える前提はプラスです。人の持っている可能性 は素晴らしいものがあります。よくビジネス世界で決断を迫られると直感が働き、データ 分析からの科学的なマーケティングが上要ではないのですが、最期その人の経験や体験 からくる判断が意外と間違わないことがよくあります。成功者に話しを聞くと実に簡 単にシンプルに成功要因を説明されます。日本人は成功を玩ぶような振る舞いを拒否する のか、表立って話しません。人より頑張ってきたからです、人の倊働いたのです、その仕 事を薦めてくれる人がいたのでやってみただけです・・・。このような話しが多いです。 改めて自己分析（専門家にお願いし）してみたとすると、きっと面白い成功ルールがまと まるようには思います。本人が話したがらないのと、分析力が専門家のようにありません から他人には理解出来難い世界になります。ただ頑張ったから成功しているのではありま せん。そこには助けてくれる仲間がいたり、援助してくれた金融機関（ここでも担当者の 能力）があったりします。しかし、他の人と同様な環境があったはずですから、それらの チャンスを引き込んだのはその経営者であったのです。チャンスを活かせなかった人が多 いはずです。成功者を見ると、出身地でもないし、学歴でも、年齢でも、性別でも何も 要因ではありません。その人の良さ（その人らしさ）が前面に出せれば、結果 が出ます。人を見る立場であれば「信じる《ことが絶対条件のようです。人の能力に限界 はありません。可能性だけで言えば誰にでもチャンスがあります。外の力を借りるとして のその人の魅力であり、能力であるのです。人の能力は素晴らしい、人の力を信じるとこ ろがスタートです。私は接した人達の個性を引き出せるかだけを考えます。人には大きな 可能性があることは確かです。そのチャンスを掴めるかは本人自身です。成功への外部環 境は平等に与えられています。成功の情報は平等に飛んできています。後は受信機の精度 にかかってくるのです。素早く、正確に情報をキャッチ出来るか。人をマネジメントする 立場にある方の役割りはその可能性に気付いていない原石を磨くチャンスを作ってあげら れるか、それは些細なことから始まるように思います。人に言われた何か一言であったり、 手にした一冊の書籍からかも知れません、参加してみたセミナーや勉強会での出来事かも しれません。それらはもうあなたの身近なところにある世界です。あなた自身が一歩踏み 出し、手にするのか、見過ごしてしまうのか、可能性を引き寄せていくべきです。