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成功へのレポート81

会社を上場しようとか、したところは計画経営を具体的にしています。上場企業に私は2社 おりました。未上場企業との違いを実感するのは上記の計画性と計画による実行ないしは実績差 に対する再度の計画化あたりでしょうか。中小企業はやはりどこまでいってもどんぶり勘定です。 成り行き経営でもあります。計画を立てるのですが立てて終わりのケースが多いか、 立てた計画の重要性を理解していないケースが多々あります。独立者はそうであってはいけません。 お金を考えている人は毎日お金(お札)を見ていないといけません。数字を押さえなければ いけない人は毎日数字を見ていなければいけません。そう言った上でいかがですか、 どこまで立てた予算(計画数字)と実績をつぶさに分析していますか。経営は行き着く ところ自分で描いた計画に対し実行する、ただそれだけです。その見方が毎日なのか、 月に詳細を見るのが4回なのか、2回のか1回なのか。それだけです。予算を立て実行 している背景には資金繰りもありますし、仕入れ関係、人材採用育成・・・全てが絡んで くるのです。本年度の経過もそうですし、来期に向かっての戦略・方針と連動します。 もちろん毎日実績管理をしていれば問題が発生したところで素早い対策が打てることになります。 これがスピードなのです。1日1時間対策が遅れただけで大変なロスを起こします。月次数字 の締めは翌月5日までが最低ルールです、決算数字でなければ(営業数字)、多少の誤差が あっても極端月1日目に分かることが必要です。つまり早いから偉いとかの ことではなく、企業運営上軌道修正があれば即対応する体制なのです。5日も遅いと、 そこから対策を練り直し、次の週から対応し、その変更した活動の答えが月中から後半の週 にしか分からない、このような経営管理をしているだけで利益は吹っ飛んでいます。独立間なしは 毎日数字チェック(売上も小さいでしょうし、取引先も少ないでしょうから) 当たり前です。思い通りに経営は運べる話しをしました。思い通りとは予算化です、 計画通りに達成して当たり前、上にも下にも大きく振れるようでは元々の計画に疑問ありです。 思いは実現するためにも数字化し、マネジメントしていくことが必要なのです。 予算実績がしっかり押さえられるあなたになれば成功間違いなしです。数字がしっかり出せる と言うことは抽象的な漠然とした対象ではなく、具体的に話せるのですから規模を問わず どの会社(個人)にも活用出来るものです。独立後しっかり活動出来ない要素の一つに 落とし込んだ数字を持っていない場合が多いのです。売ることばかりに目が向き、肝心の 事業経営のスタイルまでにはなっていないのです。闇雲に走り回るのではなく、 計画の中で・数字の中で戦略・方針・方向性が定められるようにしたいものです。 私にとっては通帳管理も決算も予算実績管理も全ては一連のものであって、これらが あるから営業を仕掛けられ、商品化の内容見直しも可能になってくるものなのです。 独立当初は100%営業先行で日々の動きが行われます、管理部門は間違いなく遅くなります。 そのことを理解した上で、数字管理が遅れることも異常事態である認識でいて欲しいのです。 同時並行して進めるのが本来であることも追加しておきます。


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