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成功へのレポート81

気合で頑張る人はいます、気持ちで人は動く面があります。あの人は何をしているの、特に組織においては 人の動きを気にします。結果主義が会社でありながら、結果確認までがどうも気になります。 プロセスの確認をしておかないと落ち着きません。ビジネスは結果論です、それを支えているのがプロセスです。 プロセスは人に見せるべきものでは本来無いと思っています。結果が出ればプロセスは必ず正しいのです、 結果が出なければプロセスも間違っているのです。一人で仕事をしているとこの問題は出ません。自分の計画も 仕事運びも自身の管理下のことですから取り立てて何かありません。何らかの組織での役割りを担う立場が プロセスを見せていかないといけない状況が起こります。および他者と関わる仕事になると、プロセスを どのように伝えるかは必要になってきます。人に何かを伝えるためには形が必要になります。今回この レポートをまとめているのは私以外の人への伝達行為です。自身だけのことであれば、何も書く必要はありません。 自分で整理したメモがあれば十分です。伝える方法は文書にすることです。そしてその 人のことを理解出来る、分からせる最もいい方法がスケジュールの公開です。何をしているのか、 どのように動いているのか。人の評価は意見を聞いても書き物をみても実態は分かりません。 いい話ししか人はしません(自己防衛)から、それでもって評価すると間違います。営業日報からは 営業の実態は把握出来ません。そのことよりも一日のスケジュールを詳細に見ることが実態把握では重要です。 見える化しようと言うのはそのことです。判定には、動きを押さえると一番見えます。 時間軸で詳細に事実を書き込ませる、何時に何があったか、何時から何時まで誰に出会ったか、 どのような仕事をしたのか、こと詳細に書き出させることが重要です。仕事の棚卸し作業のようなものです。 その中には効率的であったか、その仕事は今やるべきことであったのか・・・。細かく把握出来ます。 見える形にすることから全てが始まります。見えないことは実態がないのです。頑張っています とのことを百回聞くよりも一つの事実をしっかりと見る、その人の動きを見ることで大半は分かります。 それらを追って見ると仕事が見えてきます。ただ長時間仕事をすることが正しくないことも理解出来ます。 内容が勝負であることも分かります。それと最終結果(実績)をクロスさせれば正しい判断に辿り着きます。 仕事を文書としてまとめさせる、ノウハウであればマニュアル化になります。一人の成果を共有する ことは全体のレベルアップのためにも上可欠です。成果報告を聞くことも必要なのですが、形としての 文書化により全員が成果を共有する環境が整います。文書化は進化させなければいけません。日々ノウハウは発展します、 改善の繰り返しです。立ち止まるビジネスノウハウはありえません。日々改善が実際無ければ企業発展に繋がってこないし、 書き換える頻度が発展と言えます。何年も同じことを言っている人がいます、基礎を固めるべく 一貫性を持たせることは別です。原則の変更はほとんどありませんが、特に時流適応に関しては日々の変化の繰り返ししかありません。 形にすること、全員のノウハウにすることが必要です。


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