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成功へのレポート81

課題は日々驚くほどの数が発生するものです、よくこれだけ問題が出てくるものだと思う位です。 結論や決断の繰り返しの毎日です。事業を前に進めることや、決断したことに対しては 達成のために時間をかけてやることではありません。決断した以上は即行動実践が必要 なのです。行動へのスピードの速度が成功への時間短縮に繋がってきます。では決めるまではどうかと 言うと実は決めること自身が瞬間の判断なのです。あなたは今決断出来ますか。日産のゴーン 社長の活躍はよく知られています。数年前になるのですが、新聞を読んでいましたら、そのゴーンさんが ソニーの社外役員になった記事でした。記事によるとソニーは委員会等設置会社に移行するに伴い、 日産自動車のカルロス・ゴーン社長ら8人の社外取締役を迎える。ゴーンさんが日本企業の 社外取締役を務めるのは初めて。出井ソニー会長が自ら電話で就任を要請。『30秒』で了承を得た。 この段階で重要なことは内容検討にはそれなりの時間が必要でしょうが、意思決定後実施に向けては ゴーンさんを見習い、スピードアップを行いたいものです。日産自動車は潰れてもおかしくない時期が ありましたが、改善で瞬間的に業績向上を成し遂げました。企業建て直し・再構築は瞬間的に改善を するものなのです。私はこの30秒の決断に何か象徴されたものを感じます。経営トップが他社の役員に なるとすると一旦社内に持ち帰り、検討するのが今までの日本ではなかったでしょうか。 社内コンセンサスを得たり、社内調整に時間を取り、改めて結論を報告するのが今までの社会でした。 私見ですがゴーンさんの改革は『過去のしがらみからの開放』から来る行動のように思えてなりません。 その決断の瞬間判断が今までにない世界を見せてくれたのです。人は何かの決断に時間をかけては いけないことが分かります。問題を持ち帰るような感覚では成功は覚束ないのです。 普通旧来のしがらみに何か捕われて判断を誤るのです。時代は海外のノウハウを持ち込むことで日本的 意思決定の仕方すら変更を余儀なくしたように感じます。人は瞬間の決定を前提条件にしなければ ならなくなりました。30秒の意思決定です。あなたは成功への道筋にもこの30秒を使わなければなりません。 時間を置いてはいけません。特に周りを見るのではなく、自分自身の判断しかないのです。 あなたらしさの中から課題解決です。同様に事業スタート・建て直し時も瞬間の決断です。 時間をかけて取り組もうとする人がいますが、やるかやらないかしかないのです。 であれば瞬間の決断です。迷わないことが、いかに大切かが分かります。あなたはそのような 決断出来ますか、何があろうが30秒の決断必ずすることが成功への条件になったのです。 そしてその決断が出来ない限り成功への道筋も閉ざされていることが分かります。30秒の条件が あなたの全ての経験を総動員して頭を駆け巡るはずですし、その時の結論は正しい内容と判断出来ます。 人間が持っている潜在的な能力がフル稼動しています。そのことを・自分自身を信じて進んでいくべきです。 人間が持っている、能力には限界がありません。決断をした後はただ邁進するのみです。 もう迷う理由などありません、自信を持ってつき進みましょう。


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