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成功へのレポート81

営業は営業部門が行うのでしょうか。営業は第一にトップ営業です。トップの仕事は営業 です。ないしは営業に関連する仕事がトップの役割です。もちろん会社はトップで動いて いる以上トップは経営リスクの全てを負いますし、マーケティングからマネジメントの総 括責任者です。特に資金繰りと人事権は他の誰にも渡すことのない、渡してはならない役 割です。トップを中心に営業戦略の具現化を行うのですが、部門としては営業になります 。しかし業績に関わるのは営業だけでしょうか。何か数字は営業が上げるものだとのイメ ージが無きにしもあらずです。しかし、営業活動は本当にそうなのでしょうか。業績に貢 献するのは組織に属する全ての人材ではないか、全員が営業組織員ではないでしょうか。 全員営業が当たり前でありながら、訳の分からない区分けで業績貢献は営業のみの仕事の ようになっていたりします。営業活動はトップ以下全員が実施する行動です。事業からす れば例えば売上があったことは誰が達成しようがいいはずです。お金に色が付いていない ことと同じです。業績は誰が上げようがいいはずです。となれば全員が販売すべきだし、 営業活動は全員が行って当たり前になります。一般組織からすると営業とスタッフ部門に 大きくは分かれます。スタッフ部門とは本社機能で、組織吊称で言えば総務・経理・営業 本部・企画部・・・になります。つまり収益を上げる現場からするとサポーター部門にな ります。後方支援部隊です。サポート出来ない部門に成り下がっていたとすると即解散す べき対象になります。結局サポート部門は現場支援が大きな役割になります。しかし一歩 踏み込むと本当に支援部隊か?疑問になります。後方支援が仮に全ての機能だとすると外 部委託の対象になりませんか。支援機能が主体だとすると、きっと外部・外注で十分対応 出来ることになります。スタッフ部門としての役割を果たしつつ、実は実践営業部隊と言 う捉え方も出来るし、すべきではないでしょうか。単なるデスクワーク機能であったらい らない存在になります。むしろ第一線の営業部門です。つまり現場では果たせない機能が 本社組織にはあるのです。例えば総務は稼げます、特にコストコントロールは果たせます 。全社規模での貢献はこの部門しか出来ません。経理は詳細な数字管理を行っており、こ こが最大の経費コントロールセンター機能です。あらゆる場面へのアドバイスが可能なセ クションになります。総務・経理を含めた本社機能しか果たせない営業活動があります。 取引先への企画営業です。各業者の方、銀行の活用は大きな対象になります。銀行は地域 内取引先を最も多く持っており、同時に取引先の経営実態を数字として保有している唯一 の場所になります。あなたの商品を売るチャンスは取引先にありませんか、あるとすると 窓口は日頃の総務・経理になります。営業の可能性が少しでもあればその担当者を通して 営業をかけるべきではありませんか。営業を狭い部門という発想捨ててください。組織に 属している以上誰が営業を仕掛けてもいいのです。その場面は取り立てて難しいことでは ありません。だって先方の窓口を知っていますから、当初はフリーパスです。入り口のハ ードルが無いのです。全員営業は当たり前です。


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