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特別寄稿

大声、あくび、いねむりは、誰もがしてしまいがちなことですが、マナーの視点から見ると「タブー」です。
今回はそんなタブーに注目してみました。

●大声
大声には大笑いも含まれます。このような場合は興奮していることがほとんどですから思わず机をたたいたり、のけぞって誰かにぶつかってしまったり、唾が飛んだりと…様々なタブーが連鎖していきます。
楽しいのは結構ですが、周りにいる人たちは?と、意識して音量を抑えることは思いやりのひとつです。
狭いエレベーターの中でもお構いなく大声で会話をする人がいますが、わずかな時間でも実に不快になってしまいます。
また、声に限らず、携帯電話やメールの着信音、サンダルのパタパタ、カンカンという音など…、パブリックな場面でのもの音にはすべて神経を払いたいものです。
●いねむり・あくび
これらはもちろんご法度ですが、我慢しづらい時ってありますよね。
そんな時どうやって乗り切っていますか?
私がよくするのは、‘考えるような仕草’で目頭を押さえながら指圧をすることです。ちょっとした事ですが効果があります。簡単な表情筋のストレッチをすることも良いでしょう。目を大きく見開いたり・戻したり、口角筋を左右に引き伸ばしたり・すぼめたり。首を回すこと(あくまでも控えめに)もすっきりします。
また、状況が許せばですが、‘目薬をさす’とリフレッシュでき、おすすめです。それでもダメな場合は、洗面所をお借りするようなふりをしてしばし退席するのがいいでしょう。
目の前で居眠りするよりははるかに感じが良いと思います。

このように、自分なりに工夫をして‘対策を持っている’ことが、マナーを心得ている証であり、思いやりある行為ではないでしょうか。
Chisato Fujii

筆者 : 藤井千里/プロフィール
  • 全日本空輸(株)入社 キャビンアテンダントとして勤務
  • 航空会社受験予備校講師を経験
  • 2001年「和顔サービスCOMPANY」(現.株式会社和顔)を設立
  • SAMURAI塾2008年1月セミナー「第一印象10秒戦略」講師
  • 2008年2月 SAMURAIグループ 専任アドバイザー就任

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