SAMURAIグループは、企業のトータルマネジメントサービスを行います。
各業界の専門家によるコラムを掲載していきます。
株式会社SAMURAI TOP 会社概要 アクセス 事業コンセプト 業務内容 採用情報 リンク お問合せ

特別寄稿

4月を形容する言葉はいろいろありますが、やはり「新たな」「フレッシュ」そんな言葉がぴったりの季節ではないでしょうか。 余談ですが、多くの日本人が好む言葉は「新しい」だそうです。ちなみに、アメリカは「Big」。  

話は戻って、4月は新しい出会いが多い時です。そこで、今回は「第一印象」についてお話したいと思います。  

はっきり申し上げて、第一印象は「良い」方が得です。(それくらいわかっている)そんな声が聞こえてきそうですが…。 けれども、わかっているのに変えられない、または変えようとしない人が実はとても多いのです。もったいないと思います。

最近、大学生の就職活動支援プログラムとして、面接指導をしています。 そこで感じるのが「第一印象」への意識の低さです。
それは、意識はしているが、自分の印象がそんなには悪くない、そう思っている人が多いということです。 そんなに良くないかもしれないけれど、悪くはないからいいだろう、という甘い意識に問題を感じます。
これが実は大きな差となってしまいます。  

想像してください。50人くらいの団体を…。その中で、そんなに悪くない人は何番目くらいに目に留まるでしょうか…。相手の心に印象的に残るでしょうか?

‘そこそこ’の目標では、‘そこそこ’にも到達しない、ということです。
話し方や言葉は、ある意味努力しやすいです。同じようにもっともっと自分の印象づくりに意識を向けていただきたいと思います。 どうすればいいか…。
まずは、今の自分がどう見られているかをしっかりと自覚しなければなりません。ひとつの方法として、人から指摘を受けたことはメモしておきましょう。たとえば…、
・元気なのに「ちょっと疲れてない?」と言われた。
・「その色似合うね」
・「話、聞いてる?」
・考えているだけなのに「ちょっと怒ってる?」  …などなど…
  (そんなつもりじゃないのに…)ということがあれば、そのたびに損をしているのです。もったいないでしょう。  

視覚的要素が6割も影響を与えている第一印象。「良い」スタートを切るためにも、まずは「意識」を持つことから始めましょう。

Chisato Fujii



筆者 : 藤井千里/プロフィール
  • 全日本空輸(株)入社 キャビンアテンダントとして勤務
  • 航空会社受験予備校講師を経験
  • 2001年「和顔サービスCOMPANY」(現.株式会社和顔)を設立
  • SAMURAI塾2008年1月セミナー「第一印象10秒戦略」講師
  • 2008年2月 SAMURAIグループ 専任アドバイザー就任


←マナーを楽しむ 最新へ戻る