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成功へのレポート

時間管理のテーマでもう一つ。それがスピードです。その前提に実践があります。成功者は行動します。ここに・そこに答えがあっても、成功への道が見えていても動かない。「動く」そのままの書籍がありましたね。小難しく言えば、私は陽明学が大好きです。行動哲学と言われています。知ること=行動でなければ学んだことにはならないといいます。同感です。どれほどの知識があろうがどう活かすかです。本質的に物事を判定し、顧客(販売先、取引先)に向かっての対応が全てであって、このように分かりやすい話しです。顧客が喜ぶことを徹底して実践すればいいだけですが、人は動きません。動かない人が多いです。

まず、一歩踏み出してみると、何だそんなことだったのかと言うことは多いです。動いた人しかこのことは分かりません。性格や体質やクセだといって済ませられないテーマです。これほどシンプルなテーマで動ける人からすると何故動かないのか分からないとしか言えないのです。無理やり動かせても意味がありませんから、本人の意思決定(オーバーな表現ですが)が全てのスタートです。

単純に動く・行動することの重要性と実はもう一つあることに「スピード」があります。
動けばいいのかといえばそうではなく、早くすぐに素早く動くことが前提です、このようなイメージです。経営者(特にベンチャー系)のスピードは半端ではありません。例えばこのような成功事例(繁盛施設)があるのですが、という情報提供をすると興味ある、押さえておかないといけない事例だと判断されると早い人で2〜3日で、遅くとも1週間内には視察に行かれます。
ミーティング・打ち合わせをしており課題解決策が出たとします、その場から指示が飛びます、取引先に走りますし、即対策に向かいます。このようなスピードが当たり前なのです。検討・検証に多少の時間は必要範囲ではあり得ますが、いったん判断決断が下った後のスピードはさすがです。

結局成功とうまくいかない分かれ道はこれなのです。ではその判断が全て正しいのでしょうか、最善を尽くしての判断が下り全力を尽くしたのですから、この時点では正しいのです。一歩踏み出し、万が一違っていれば軌道修正かければいいじゃないですか。そのように気持を軽くして取り組みましょう。そうでなければ益々動けなくなります。
その時点でそれ以上の判断出来なかったことが事実である以上、進むべきではないでしょうか。考慮し続け動かなくて結果すらでない、悶々とした日々過ごされますか。
また、では行動出来る人100%成功していますか、起業の成功率10%もないでしょう、それでも挑戦し続けるものです。商品開発はもっと確率落ちます、でも動いていきます。確率がどうであろうが、成功に向かって進まない以上あなたの明日はありません。失敗しないための情報や日々の勉強はあるでしょうし、人脈ネットが築けていないといけませんが、自分自身の中に全ての要因があることを再確認しましょう。

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