物販で店舗展開しているのであればサービスor無店舗ゾーンへの発展は可能か。理解を図るために事例として一つCVS(コンビニエンスストア)を参考にすると明確になります。
今CVSは業態として何になるのでしょうか、かつて××屋なるものがありました。
魚屋、肉屋、本屋・・これらは××屋という業種を表し、小売業態を示していました。
CVSはそのもの自身が一つの業種業態になりました。同時に上図からも分かるように360度の経営を行っています。店舗物販はいいでしょう、コピーや振込み、金融業務等サービス(ソフト)もあります、
宅配・取次等無店舗機能のサービスともいえます、ギフト商品の無店舗業務があります。つまり事業に業態としての枠組みが無くなったのです。
このことは一般の別業態にも当てはまりませんか。銀行も郵便局も変わろうとしています、各種サービスショールームも変わるように思います、病院も行政も変わりました。無店舗においてもITが絡むことで別世界が進行しています。
物販もサービスも格段に進化しています。 このことはメーカー、卸、取次すら変わることを要求しているように感じます。枠組みを壊せられないのは我々です。消費者は確実に事例を見ても支持しています。
銀行を見ても顧客の潜在的ニーズを掘り起こすことを求められ対応してきている。
そして旧来の商店街に象徴される業態、営業所なる業種が取り残されているのです。時代を読み込み4つのゾーンから事業を構築してみると全く違った事業が創造出来ませんか。経営資源の機能複合(コンプレックス)活用により、
また粗利益ミックスによる生産性アップも含め考えさせてくれる図だと言えます。
枠組みが無くなると事業は飛躍的に伸びます。
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