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成功へのレポート81

営業ツールの2つ目は企画書です。私は昔から書類・資料は1枚主義です。経営者の特性に結論主義があります。完結型でムダが大嫌いな人が大半です。 何かの説明を受けるのに何枚もの資料を持ってこられるだけでもうダメですね。もちろん必要資料が何枚にもなることはあります。 でも1枚で別に趣旨が書かれていないと嫌ですね。判決文のようなものでしょうか。判決は一言です。理由が説明されますが、結論一つです。あのような乗りです。 結局何が言いたいのかしかありません。提案についても何を提案したいかしかありません。そのような文面を1枚にまとめて話しを進めます。 私の企画書は形式的ではありません、内容が1枚にまとめられているものです。一般の商品説明のツール程どうでもいいものはありません。

ところで先方(会社)に何を提案したいのか。もっと重要なことはその内容です。先方のニーズを的確に捉え、的確な提案が書かれたか、それだけのことです。 多いのは自社商品説明です。この商品を買うとどれだけメリットを与えられるかではないですか。性能・技術・機能説明はもう結構です、そして他社と遜色ないでしょう。 勝負は先方導入に対するメリットだけです。あなたの会社をどうしたいのかしかないのです。 ここでも重要なことは売れること・利益が上がること・集客に繋がること・人材の確保・育成が可能になること、いくつかしかありません。 そこに焦点をあてることが本当に望まれている企画書ではないでしょうか。プラス効果に対する費用見積もりこれだけです。 後は先方クライアントが判断するだけです。

ポイントの外れた分厚い企画書や分けの分からないプレゼンテーション程腹立たしいものはありません。 本当に伝えられる営業ツールは個別テーマに即したその対象のために作られた・書かれた内容です。何度も使い古したような内容もよく見受けます。 私のために書いてきて欲しい、そのように思われたことありませんか。どこの会社のこと言っているの、うちは中小、大企業の話しはないだろう・・・、よくあります。 私は当初事業スタート時点では名刺と個別の提案書で十分だと考えます。後はメーカーかお金のある会社が製作してくれたパンフなりを活用すればことは足ります。 または情報は何でも出回っています、それを可能な範囲活用すればいいでしょう。要は中身・内容なのです。この点も外さないでください。

以前のように会社がブランドになる時代ではありません。これだけベンチャーが設立されると結局その(営業)本人の力だけです。 私は個人で動いていて個人だから全く話しを聞いてもらえなかったことはありません。中身で勝負しますから特にそうかもしれませんが、気になりません。 先方の営業に対しても大小(企業規模)気になりません。同じように力(企画力)を見るだけです。そのような時代になったのです。 だから一人ビジネスが面白いし、高生産性を維持出来るのです。企画書・提案書勝負です、中身です。 ポイントは先方を知る、メリットを何で出させるか、ひたすら考え続けなければいけないのはそのことです。 普段からの自己管理、モチベーション維持、自己投資(知識習得)、稼いだお金の使い方も自ずと決まってきます。


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