人には長所と短所があります。会社にも良い面と悪い面があります。
事業スタート時から実際の商売に入って最も重要な要因は「時間(効率)」だと思ってきました。会社員であれば業務効率です。
時間は万人に平等に与えられたものです。悠久の時間が与えられているのであればのんびり時間を使って物事を捉えていけますが時間との戦いです。
長所を伸ばす、背景にはこの時間との戦いがあります。限られた時間内で答え(売上等)を出さなければいけない。
人材で言えば早急に活性化(やる気)しないといけない場合は短所・悪い面から手を付けません。
もともと長所と短所は同じものです。視点が違うだけです。行動が早いは落ち着かない人、合理的な、は冷たい人になったりします。
表裏なのです。言葉遊びしているのではありません。どちらの面から見るかが大変重要なことになります。
別のところでも書きましたが成功する人は前向きです、決して悪く捉えません、捉えないと言うよりは悪いところが見えないのです。
見えなくする訓練の話し思い出してください。一つの事実をどちら(長所、短所)から見ますかです。
そして限られた時間内で何らかの結論を出さねばならない我々は徹底して長所を見、注目し、活かし、伸ばし切ることになります。
また長所は前に向かおうとするパワーがあります、短所はパワーが後ろに向いていますので、サポートする力が違います。
長所は楽しい、気持ちのいい、明るいものですから少し押してやると自然に加速して前に進んで行きます。
皆さんも経験ありませんか、短所直しには並大抵の力が必要になり、逆を向かせるのですから反動もありますし、元に戻ろうとします。
結局元に戻りますね。それ程短所・弱点矯正は大変なのです。最初に時間の話しを持ってきたのもこのことだったのです。時間との戦いです。
会社活性化でもこれらのことは同じです。会社の悪いところを指摘する人がいますが間違いです。そんなところに手を付ければ活性化などおぼつかないのです。
その各々の企業の長所を伸ばさないと活性化等しません。社内にも社外にも悪いところ直そうとする人結構いますよ。
特に外部からのアドバイスは限られた時間との戦いです、即効果、即実践を提供しないことには話しになりません。
長所を見、伸ばすことは大変なマーケティングノウハウなのです。自分自身でも同様です。別に「自分を自分で褒める」話しもしました。
ナルシストではなく、認められる自分、長所から活かそうとした方法テクニックなのです。
人間の特性を活かし切る、無理なこと、嫌なこと、してはいけないことに手を付けることには時間をかける覚悟がいります。
大変なパワー(体力)がいるのです、そして成果は不明です。そのような困難な方法、ムダな時間、労力かけますか。自然の流れを作るだけで気持ちよく会社も・人も動いていきます。
そのためには長所が何なのかしっかり分析評価しておくこと(短所・悪いこところをひっくり返してもいいですね)がポイントです。
組織(会社)、人で説明しましたが、あなたの事業内容も通用します、商品もサービスも自社の長所からスタートすること鉄則です。
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