競争状況ではありません、競争などしていません。競争に巻き込まれるのはどこにでもある商品(モノ)を扱っている事業世界です。
一言で言って事業でも人材でも独自性です。マーケティングの変化はこのことでも出てきました。
競合が何をしているか分析し、ではこちらはどのような手を打ちましょうか。そのようなマーケティング時代がありました。
もちろん全国を制覇しようかという企業では徹底的な市場分析が必要なのかもしれません。
しかし、我々のビジネス世界では消費の全てを押さえるようなマーケット戦略などありません。
占拠率的にいって3割取れればたいしたものです、我々の顧客は100人のマーケットでせいぜい30人です、10人の世界なのです。
100人来られても困る程の事業ベースではありませんか。となれば逆に顧客を選別してもいいくらいです。
来てもらいたい顧客とだけ付き合う、そういった世界があっていいのではないでしょうか。売上・規模で一番という時代でもありません。
売れるものを仕入れ飛ぶように売れるが実際利益も残らない世界はもういいのではないでしょうか。社員を含め汗と涙の世界はもういいのではないでしょうか。
企業価値観になりますが、企業は何を目指しているかが重要になってきました。フラフラになるまで働き・働かせて赤字でしたでは経営者失格です。
儲からなければいけません、正しくもありません。儲け方が変わってきました。楽しく、ワクワクしながら仕事して顧客に喜んでもらえて結果が残せる。
理想の話しではありません。そのような事業でなければ生き残れないのです。
事業で重要なことは自身の特徴をどのように出せるかです。一人の独自性・個性は何ものにも変えられません。その一個の存在です、置き換われないのです。
企業も同じです、あなたの企業でしか出来ない仕事・商品・サービスの提供でなければおかしいです。特に私が書き込んできた世界は独自性の追求でした。
誰でも売れるものは欲しくて・欲しくて仕方なくても手を出さなかったのです。
安易に儲かる話しには乗りません、儲かることが100%分かっていても(分かったが故に)手を出しません。キレイ事ではないのです。
それは私でなくてもよかったことではないですか、そのことが許せない自分がいるのです。安易に儲けたいなら儲ける方法教えます。
でもそれであなた良いのですか。あなたしか出来ないそのような仕事だからやるのではないですか、やりたくなるのではないですか。
ここは正直拘りたい世界です。一度しかない人生に事業世界を選び、成功を誓ったものとしては挑戦したいものです。
儲けられるとはその人・企業の独自性・特性を買うのだと言えます。営業となれば明確です、あなたからその商品を買いたいのです、お客様にそこまで言わせられれば成功です。
あなたの存在なく、売れるのを許せますか。安易な世界を提供するためにこのレポートを書き出したつもりもないし、そんなものならば捨ててもらいたいほどです。
あなたらしさを思い切り出して欲しい、あなたの会社しか出来ないサービスの提供をして欲しい。そして分かりやすくプレゼンテーション訴求で伝えられれば成功です。あなたらしさに拘ってください。
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