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成功へのレポート81

成功するための情報としては事実を確認する作業があります。一つは成功者自身に接する(著書を読む、セミナーに出席する、出会う)ことが効果的です。 成功の背景は異なっても実績としての事実がそこにはあります。そして事実を見ることは、その場に出掛けることです。 例えば企業自身であったり、店舗であったりします。出掛けてみることでその場から受ける空気が重要です。言葉では伝えきれないことがあります。 間接的に聞くことも同様に実感出来ません。現場を見ることに勝るものはありません。成功事例があればその場に立ち実際に見る。実感し肌で感じることが重要です。

成功する人はスピードが速い特徴を持っていますので、情報が入ると日をおかずに見に行かれる方がいます。 成功者は行動が素早いですからそのこと一つ見てもなるほどと関心するものです。 自分で出掛けるのが本来とは思いますが、きっかけがなかなかつけられず一歩踏み出せない方も多いです。そのような時に視察研修を利用するのも一つです。 視察自身が企画されていますのでコースに乗っかる形で進めてしまうことです。特に企画は同業界を一気に視察しますので学ぶべき点が多くあります。 同じ業界を数社・数ヶ所見て歩くと今と言う時代・時流を理解出来ます。一気に特定の場所を見るケースもあります。 商業施設であったり、街(商店街)の視察もあります。視察の方法はゆっくりと時間をかけて見ないことです。限られた時間内で数多く回るのがポイントです。 感じること、見たままが実態であること。ショッピングセンターであれば上階層から1階までを素早く降りてくる感じです。その時に感じた・見たことが正しい情報です。 後はその情報をどのように役立てるかです。読み物には必ず著者の主観が入っています。今現在の時点でのあなたの認識が判断の全てでいいのです。 また一方消費者の立場から感じてもらえれば結構です。プロがプロとして見てしまうのではなく、消費者サイドからの見方が必要です。 消費者は何か特別なモノの見方をしている訳ではありません。そのままを実感しているだけのはずです。商業関連については消費者の判断しかありません。 先入観でなく、白紙に戻し素直に見ることが重要です。ただし視察後の分析はしっかり行わなければいけません。

見方によっては怖い面があります。例えば都市部で繁盛ショップを見たとします。繁盛している事実はあるのですが、そのまま地方に持ち込む人がいます。 成功は参考にはなりますが、成功の要因をしっかり把握しておかないと大きな間違いをおかします。都会の事例は要注意です。 都会では傘の専門店、下駄の専門店も成立するのです。東京銀座、新宿、渋谷、池袋・・・やはり特別な地域です。 マーケティング的に言えば、あまり参考になりません。むしろ実践としては地方都市にあると考えた方が妥当です。 例えば10万都市は多いですが、100万都市は少ないのです。10万都市での成功は他の都市でも役立ちます。 成功は共通性です。同じようなノウハウを活かすことがテーマです。同業から学ぶべきことが終われば異業種から持ち込みます。 成功の共通項を見つけ出します。分からないことがあれば事実の確認を。


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