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成功へのレポート

事業を成功させるために大切なことであり、意外に皆さんが間違ってしまうのが事業をしようとする時にはお金・投資がかかるという前提に当たり前のように立っていることです。
特に製造業は設備投資、土地・建物に対する投資等が必要ですが、現在のビジネスの特性は製造業、不動産業のような設備投資型の事業ではなく、一人ビジネスを志向していますから特にこの初期投資に関しては十分な認識が不可欠です。

何故投資しないと事業は立ち上がらないのでしょうか、きっと成功本やセミナー・講習会に参加して事業計画なるものを作成し、融資先を考え、会社設立を考えていくとどうしてもそのようになってしまいます。私は会社を作って活動スタートしましたが、今では休眠状態になって形上会社は存続したまま、個人事業主として動いています。
何故でしょうか、創業当時は事業を立ち上げるつもりが収益を主に再考してみ、効率化を進めていきますと「個人事業」で私の事業は十分であったことに気づいたからです。
しかし私の事業は普通のやり方ではありません、一人事業をしつつ、数ヵ所他社(私が設立した会社ではなく)の役員であり、一つの会社では従業員が数百人おります。別の会社では社長以下役員3名従業員3名(ほとんどアウトソーシング)で年商2億の会社にも関わったり、そして私は自宅を事務所(そのようなオーバーなものではありませんが)とし何不自由なく仕事をしています。もちろん役員や顧問をしている会社にはそれなりに立派な机もパソコンも置いています。

私見ですが、事業創業で投資をする発想から打ち消してしまいたいのです。スモールオフィスとは発想が違います、オフィスすら何故必要なのかと考えるほどです。
どこで何の仕事をするか、どこで稼ぎを上げるのか、仕事場を自分のところにしなければ先方の場所を使えばこちらの投資はまったく必要ありません。打合せも先方か、ホテルのラウンジで十分ですし、大人数であれば会議室その都度借りればいいのです。
創業時に会社でも作らない限り投資も必要ありません。会社も本当に必要なのでしょうか。信用がないとか、会社であれば信用しますか、大企業だからその人を信用し・信頼するのですか。そのような時代でもなくなりました。その人(個人)がどこまで凄いのか仕事の力が本物であるのか、それしかありません。そんな時代でしょう。

事業や仕事の前提に投資が避けられないなどと旧来の発想をしないでください。投資しなくてもいくらでも事業は展開出来ます
またそうでなくてはこれからの成功は望めません。メーカーの商品も本来そうです、本当に儲けている会社はほとんど経費のかかっていない原材料に付加価値をつけて商品とし販売しています。だから儲かるのであって巨額な投資を繰り返していたのでは儲かるものも儲かりません。人材についても本当に雇って育成(投資)し育てなければいけないのでしょうか、ケースによってはアウトソーシングの活用を考える時代と言えます。新しい動きでなく昔から実は外注として行っていたことでした。

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