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成功へのレポート

数字に強くなるとは実感、体感だと思います。会社の数字(営業数字、PL、BS・・・)何故理解出来ないのでしょうか、実感がないからです。 何冊も経理・財務の書籍読んでも同じです。他人のお金元々興味などないでしょう。私は会社経営をキャッシュ(現金)⇒資金繰り と考えています。とすると社員はそのこと分かるはずがありませんし、会社は教えていません。

いかがですか、経営者の人に質問です。社員にどこまで会社の数字見せていますか?私も多くの会社の顧問をしてきましたが、どこまで教えているかとなると疑問です。イメージですが、中小企業であればBSはまず0%、PLの利益25%、経費25%、粗利益(総利益)25%・・・しか見せていません。売上(高,額)さすがこれは見せています。しかし粗利益以下は見せていないのが実態ではないでしょうか。いくつか理由があるのでしょう。経営者の給与を見せたくない、儲け率(粗利)を見せたくない等で数字見せない経営者もいます。それでもって数字に強い社員作れますか。

数字が理解できない理由は、@会社が教えない A実感できない社員自身

私がお札の話しや通帳の話しをするのは再度スタート地点として数字を実感できる環境整備から入ろうとしているからです。個人からすると奥さんに通帳を握られ(振込み)、会社では教えない、このような環境でキャッシュを実感できますか。自分の世界から解決です。振込みは自分名義の口座にすること。振り込まれたお金を今月分ですと奥さんに引き出したお札を渡してください。今月は少ないな、多いな、あれ社会保険は・・、税金は・・きっとなります。そしてキャッシュに関心が向いていくのです。
自分のお金に興味が出るとやっと会社の数字(お金)も多少興味持てますよ(普通の人は)。

キャッシュフロー(経営)という言葉が最近定着しました。
決算書というとどうしてもPL、BS中心になりキャッシュ感覚が生まれてこなかった背景があります。各社の決算書見てどれほどの人が読めるのでしょうか。私などすでに諦めています。何故。実態が決算書に表れなくて読み切れないのです。意図的に動かそうと思えばどのようにも動かせます(ここでは税務的な発言ではなく経営サイドのものです)。
売上も、粗利ももちろん、経費など操作のし放題ではないですか。在庫管理しっかり出来ている会社どれほどありますか。個人経営(に近い)や中小企業ベースで捉えてみると、もっとシンプルにキャッシュを意識すべきではないだろうか。

会社・仕事の日常の動きは伝票や通帳の実態を見ているとよく理解出来るものです。
加工された決算書をいくら分析しても実態に近づかなく、では会社をどう運営すればいいか的確にアドバイスできる人ほとんど出会ったことがないです。数字を把握することがいかに難しいか分かります。ルールに則っていますが、分かりません。
(決算書に出てこない、でもこれがあると大変なことになる・・・これ何ですか?別のところで書きます)

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