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成功へのレポート

最高の経営戦略は競争・競合しないこと。これは非常に重要なことを話しています。しっかりと頭に入れておいてください。
何故事業を競争状況下で皆さんやるのでしょうか?不思議でなりません。
誰も競争したくないが、現実社会はすべて競争しているではないか、競争していないところなどないだろう・・・との声が聞こえてきそうです。具体的な会社名は避けますが実はいくつもあります。競争概念の捉え方は別にあります。一言で表現すると、独自性を打ち出すことで同じ事業ではなくなる。無競争状況を作り出せたら、何が起こりますか。

道路づけの良い(交通量)路面へ店舗を出店する必要がありません。競争していませんので営業および促進(広告)費用が不要です。競争していないことで売上額自身は小さくなりますが、客数×客単価で見ると単価は業界並と仮定すると客数が少ないことになります。客が少ないとなると対応人員が少なくていいことにたどり着きます。結果損益分岐点が大きく変わり、収益力はアップします。分岐点を下げた店舗を作り、それだけでは成果に繋がりませんから、多店舗展開が図られます。小さな成功を大きく多店舗展開することで全国拡大が進められます。全国多店舗展開している企業はこのような戦略でいるのです。

路面でない店舗、広告を出さない会社、対応(従業員)人員の少ないお店・・・皆さんの周りにこれら条件に該当するところありませんか?
ローコスト経営ではなく、効率経営とでも言えばいいのでしょうか。 事業特に新規は費用コントロールが大切です。 イニシャルコスト、ランニングコストどちらもです。

まずランニングコストについて書きました。
本当に一等地に会社なり、店舗なり必要なのでしょうか。すべてが最高立地に出店していません。営業活動も変わりました、大量の広告を折り込んでいるのは一部業界だけです。人材について社員しかいなかった過去ではなく、アルバイト・パートは当たり前、アウトソーシングを活用しているのも当たり前。会社が抱え込んだ人材だけの運営など今ではないでしょう、いかにスリム化するか。費用の多くが人件費項目です。産業区分ではないが、どの業界もサービス化が進む中生き残りを図っているのが実態です。同時に初期投資も何故必要以上にかけるのですか。かければかけるだけ経営を圧迫するのに。投資効率を計画立てて事業できている人少ないですよ。無謀な投資は我々の周りにはゴロゴロしています。何の計画・計算したのか疑問なものも多いです。

事業をスタートするときにはお金が必要になる・・・本当ですか。
初期投資、ランニングコストコントロールがいかに事業成功に向けて重要か、その投資・費用の感覚の中に是非自分の財布を持ち込んで欲しいのです。だから個人事業をベースに会社も個人事業者の集団という捉え方が不可欠になります。
サラリーマンの集団では会社は潰れます。

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