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成功へのレポート

仕事についてあなたはどのように考えますか。
よく一生懸命働きます、死んでもやります、命をかけて頑張ります、寝ずに働きます・・・等の話しを聞くことがあります。ちょうど我々の親の代には普通の言葉であったように思い出します。働いて働いて人の2倍3倍頑張ることが美徳のように聞こえました。成功しようとする皆さんも気持は同じでしょう。気持はそれで結構ですが実際の行動がそうであってはおかしいと言えます。成功する=稼ぐとは、成功し・稼げばいいのです。一生懸命でなくて、死んでもらわなくて結構です。寝てもらっていいのです、要は稼いでくれればいいのです。仕事をする組織であれば結構なのです。目的は稼げているか、稼げる仕事をしているか、稼げる働きになっているかしかないのです。

成功者が24時間死ぬほど全て働いていますか?成功者は自己管理が出来る人ですし、天才的に時間の使い方がうまいのです。会社で言えば誰が忙しいのでしょうか、一般論ですがトップが一番忙しいはずです。そしてトップが走り回っていますか(儲かっていないところは論外です)、けっして走り回っていません。本当に儲けることのうまい人は効率的に動きます、朝の使い方で説明したように、午前中で仕事など終了出来ます。私の出会った成功者は16時には会社を出て帰宅しますし、土日は休んでいますが法人所得ランク上位に名前を連ねています。

働くから偉いとか、働くから稼げるようになるとかは錯覚です。全く別次元の話しをしているくらいに相違します。私は昔を思い出します。商店街の中で間口何間で皆さん商売をしていました。誰もサボる経営者はいなかったと記憶しています。皆さんガムシャラに働きました。そして時間が経ってみると昔のままの店と大型店舗で全国展開したところに分かれていました。これで理解いただけましたか。働く・頑張ると言うことと成功すること稼げることは違ったという証明です。成功するのは成功する方法を知り実践することが正しいのであって、頑張ることの延長に成功があるなどと勘違いしないでください。

むしろ頑張らない、働かない環境をどのように作るかではないでしょうか。自分が動かないと仕事が出来ない人もよく見かけます。これも同様のテーマです。自分が動かなくても動く仕組みを作り、稼げる仕組みを作ることが我々の仕事ではないですか。目的と手段の話しもしました。働くことが目的化してしまっています、稼ぐことが目的です。働くことは手段の一つではないでしょうか。経営者も2つに分けられます。社長が現場に出ていっしょに働いている(鏡のような)人と、自分では働かなく会社にも出てこない社長がいます。一般論では前者が評価されがちですが、そうでしょうか。私は後者を評価します(人間性とか、モラルとかではなく)、自分がいなくても稼げているのであればそれが正しくありませんか。むしろあなたが居なくても稼げる組織・集団であれば大成功として評価すべきと考えます。
働かない環境とはそのような意味合いです。

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