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成功へのレポート48

成功者は時間の使い方の達人である。自分の時間を大切にしていますので、他者による時間のムダ遣いには腹がたちます。事業をする上で時間が一番なのです。
同時に仕事を進めていく時の主テーマは徹底的にムダを排除する、です。

よく考えてもらいたいのですが、毎日の仕事時間を振り返ってどこまで有効な仕事に集中出来ているかです。効率的・合理主義者の私でも毎日の仕事仮に8時間としてどこまでムダでない仕事をし切れているか。
いいところ2〜3時間。6〜5時間はムダな仕事をしています。冷静に分析すればそのようなものです。
今やっている仕事本当に今、しないといけないの?今話している相手とのテーマは業績に貢献出来ること?その仕事本当に今ですか?
問い直してみて欲しいのです。多くが実は売上にも利益にも業績にも儲けにも関係ない、どうでもいい仕事になっていませんか

私の規定では「儲からない・収益にならない仕事はムダ」と言えます。
自分のことでいえば、厳しく分析すると半分以上がどうでもいい、ムダなものに見えてくるのです。では部下(他の社員)に目を移すと壮絶な状況下に置かれていることに気付きます。全く働いていない人が多いのです、時間から時間のような仕事振りの人も多いですよ。
「20:80」の原則の話ではありませんが、主たる20%のもので(人、商品、取引先・・)実に80%の成果になっているはずです。

余裕が出来た状態は別にして、力の不足した・弱い段階での営業マーケティングの取るべきルールは1点集中です、わき目もふらず定めたテーマに向かって20%の対象に集中しないといけません。これもよく見かけるのですが、一つの事業を始めてうまくいかないので2つ目、3つ目ないしは周辺の詰まらない商品に深入りし繰り返す人がいます。どうでしょうかそのような人成功していますか。もちろんうまくいっていないはずです。
またどう考えてもこれは儲からない商品・商売と分かりながら手を出してしまう(本人は儲かると踏んで進めているのでしょうが)、繰り返し繰り返し非生産的な・収益の悪そうな仕事に入ります。インターネット商売にも落とし穴が見えます。本質的には売れば売るほど儲からない構造的課題を引きずっている業界です。一つ間違うと売れども売れども楽にならない(最終利益が出ないのです)。

このようにどの会社でも、この状態はきっともっと本質的なところから捉えないと永久に売れない坩堝に入ってしまいます。儲からないことをすることこそムダのオンパレードであり、赤字を垂れ流がす結果になっています。赤字は本当におかしいです、1ケ月社員全員が汗を流し、努力し赤字では、1ヶ月何もしなかった方が良かったことになってしまいます。働かない方が良かったなどという結果許せますか。ましてや部下を持つ上司として最悪の事態といっていいでしょう。今の仕事ムダからの解放をしなければ申し訳ないことになります。

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