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成功へのレポート49

ムダを徹底的に取らなければ、仕事の効率も生産性もあがりません。ムダを取るとなると「トヨタ生産方式」を思い出します。きっと日本一の合理的仕事運びはトヨタの考え方やそれら各種の方式の中に全て答えがあるように気付くはずです。事業を立ち上げ、益々成功へのスピードアップをしようとする皆さんが学ぶべきは、ムダ取りによる自分自身の改革ではありませんか

@ムダ取りは日々の仕事、現場から答えを出す、日々の動きになります。
A経営者は物事を分けて考えない、話しをしましたが、一人の人間の仕事も同様です。あの人の仕事はこれで、あの人はこの仕事・・・ではありません。一人の人間はオールマイティな仕事をする必要があります。経営者は全ての仕事をします。同じように末端の社員も一般で言う職務内容ではなく全てをこなせる仕事をするべき(させるべき)です。営業で考えれば全員営業が当たり前です。総務・経理であろうが営業出来ます。コストダウンと言う営業もあれば付き合い先への具体的な営業もあり、成果を実際出せます。
Bチームを組み、仕事を小さく落とし込み出来るところから動くことで実績を積み上げていく、成功のコツはそのようなものです。
C一人の人間が一連の仕事を執り行うやり方もあります。一連通してやり遂げる、創業時の経営者にはこのような時期があるはずです。事業の形が見えるまでは何から何まで一人でやる時期があるはずです。流れが作れた段階で次の効率を考えて、人にバトンタッチする。
Dムダの排除で新しく見えてくるものがあります。人の活かし方、時間の活用、商品の生産性、場所の活用・・・今まで当たり前のようにしてきた経営の資源活用が全く別のものに見えてくるはずです。
E最も大切な人の活かし方も見えてきます。経費に占める最大の対象が人である以上、人が果たす役割に見直しが起こります。ここまで来れば実質的成果に繋がります。人関連のムダが最大のムダになります。このテーマを押さえないとムダのオンパレードになります。人間はある面弱いものです。放っておくとムダなことばかりしてしまう存在です。
Fいよいよ最終段階です。顧客へのムダ取りです。成功への接点は顧客と我々の距離になります。もちろんその距離は小さければ小さい程いいに決まっています。理想を言えば距離が無くなることです。お客=我々でありムダの入り込むスキも与えない、ここまで行きたいですね。

何もしなければ、自然に任せておけば必ずムダが発生すると捉えるべきです。事業は時間との戦いです。お客様との関係付けとの戦いです。しっかりと日々意識しておかないとムダが堆積します。今日出会う人、本当に出会う必要ありますか。そして今本当に出会う必要ありますか。今の仕事本当に今やらなければならない仕事ですか。あなたの仕事本当にあなたでなければ出来ないことですか、他の人でも出来ることをあなたがやっていませんか。毎日の仕事の見直し、仕事棚卸し、チェックの繰り返しが取り組むテーマになります。徹底的にムダを排除しましょう。継続して答えを追いかけましょう。

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