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成功へのレポート74

入り口としてどのような情報を集めるのか。それまでには自分のことをしっかり理解しておかないといけません。 独立にあたり何をしたらいいのか分からないという人が実際います。また漠然と例えば飲食店をやりたい人、ネットをやりたい人がいます。
情報は別にも書きましたが世の中氾濫しています。私もネットで発信される情報が毎日飛び込んできます。出版物・雑誌も半端な量ではありません。 情報の捨て方になるのですが、ほしい情報の対象を明確にしておかないと、かえって頭が錯綜します。

事業は「好きなこと」「楽しいこと」がスタートです。自分を知って(世の中の動きも重要なのですが)無理をしないことも外したくないですね。
対象を絞らないとただ漠然と知識習得のために、集めたり(そのような意識もなくてでしょうが)セミナーに参加するだけで終わってしまい、その場が過ぎれば何もなかったかのように普段の生活に戻ります。 限られた時間内で、いかに効率よく動けるかにかかっています。

情報とは?確認しておきます。
@成功したもの(会社、事業、経営者)から収集する。 情報屋さん的、マスコミ的情報は極力避けます。新聞を読んでいる感覚、TVを流し見している程度の話しです。
A投資しているものに絞る。象徴的なのが「チラシ」です。パンフレット、リーフレット、折込誌、広告、看板までいれてもいいのでしょう。
これらは少なからず費用をかけて各社行っています。企業は基本的に無駄なことをしていませんから費用をかけるにあたり真剣です。 効果測定がどこまで出来ているか別にしてもしっかり押さえています。一枚のツールに今一番伝えたい内容を盛り込んでいます。 また売上に直結したものや、人材募集なども同じですが、出す側の目的は明確です。それを読み込むことをお薦めします。

最近ではIT普及も関係するのでしょうか、新聞を取らなくなった人が(若い人が特に)多くなりましたが、大きな間違いです。 報道に関しては新聞でなくてもいいのですが、配達される広告を見るための新聞です。 消費者としては情報が多いから広告を見ているようですが、独立志向(経営者)の人は情報収集のためにかかせないツールです。ツールは凝縮された内容になっています。
主なものでもキャッチコピー、書き方、伝え方、文字、写真、PRの仕方、仕掛け方、驚かせ方、引き付け方、商品特性、目玉、価格設定、 ディスカウント、プレゼント、次回への予告、お客様の登場の仕方、会社からのメッセージ、企業ポリシー、トップ・担当者の登場、企業名、 デザイン、ネーミング、住所・電話等連絡方法・・・。書き出すとこれだけで一冊のレポートが出来上がるほどの情報の発信・提供場所なのです。

情報収集は世の中に出ているお金をかけたツールにあります。出掛けていったお店のパンフももらってください。業種・業界を絞らないでほしいのです。 お互い共通したテーマを持っています。事業を成功させたいために実行しているのです。何ら目的・テーマの違いはありません。 その情報はお金(費用・コスト)をかけたものであるか、その点だけはしっかり押さえてください。



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