営業の実際については営業項目で取り上げますが、人脈関連で私のやっている方法をご紹介します。
ハガキの効用を説かれている先生は多くおられます。私は基本的には営業活動をしません、やってもいません。
仕事をし、収入を得ていますから営業をしていることにはなるのでしょうが、一般に言う営業活動はしません。
マーケティングの最大の戦略は無競争であると本当に思っているからです。一般営業で最も私が違和感を覚えるのが見も知らない人(顧客)を追うことです。
片やで営業ツールの話しをしていますが、本当は力がつけば営業ツールもいらなくなります。営業活動も同様に最終いらないものです。
力のない間は外に向けての営業活動(ツール)が必要で、経過的措置であると捉えています。
私が営業をせず、仕事出来ている方法は、出会った人にハガキを出していたのです。
そしてその中にも自分のルールを持っていました。単純に出会った人とは名刺交換もしません。
先方から少なくとも私に対して興味・関心を持ってくれて交換することが前提条件です。出会ったその日にハガキを書きます。
内容としては@出会えたお礼、Aその人の話しを取り上げ、B自分の話し、Cそして次の出会いを演出します。
この流れを作ってきました。10名出すと2〜3人から返信があります。そしてこの返信者に個別対応に入ります。
返信なかった人は一旦保留にします。後日復活するケースももちろんありますが、復活のきっかけは私からはしません。
先方からのアプローチが条件です。私は返信者に仕掛けをしています。ハガキの末尾に@またこちらから連絡します、
A近くまで行きましたら寄らせてください。この2つの仕掛けで手応えを見て、動きます(場面・場面の反応を見ながら)。
若い時は最初の出会いの仕掛けはゼロからしていました。これは別に書かせてもらいます。
ここではハガキの活用についてです、50円で最大の営業効果を出すツールだと言えます。そして私は必ず「手書き」です、下手な字ですが、叱られたことはありません。
書き物のポイントは自分の言葉で書くことです。このレポートも私は何かを見て書いていません。頭の中にある自分を正直に書いているだけです。
言葉遣いは私口調・風なのです。ハガキも自分の本音、感謝、感情で書きます。出会えて良かったから「良かった」と書きます。
また出会いたいから「出会いたい」と書きます。自分自身を出し切れる最も小さな舞台だと思っています。そして何人かは付き合いだします。私にとっては人脈構成図に納まりだすのです。
もちろん現在ハガキは減り、メールのやり取りにはなりましたが、どうでしょうか、ハガキの役割は捨てたものではありません。
メールが自筆でない、機械的な時代だけに逆に味わい深い世界がハガキにはあるのでしょうか。ハガキを書くことが私のやり方ですから(一般の)営業とは思えないのです。
書きながら嫌な思いしたことありませんし、商品説明もしません。私の売り込みもありません。感謝とまた機会あれば・・・。
それだけですから、営業しませんといったまでです。そしてこの流れが今の大半の仕事を作り出したのです。
私が好きなこと、楽しい仕事をすることを何度も書いている理由と理解してもらって結構です。
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