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今回の事例は「ハンマープライスJP」です。
昨年大きく報道で取り上げられたものにインターネットオークション日本最大のヤフーと米最大手イーベイが手を組んだ報道でした。現在ヤフーの出品数は約1,500万点。日米からの出品物を両方ともに落札できる巨大オークションサイトの誕生となりました。
ネットオークションは2010年に年2.8兆円規模になると予測されています。ハンマープライスJPはオークション代行業者で全国にFC展開しており150チェーン以上になっている代行大手です。
環境問題もそうですが、これからの事業には何か大義が必要になったようです。ただ儲ければいいという風潮はなくなり、社会への貢献を通しての事業活動になってきています。もったいない精神ではありませんが、不要品はある人から見れば十分に価値があり使用に耐える(目に見えない付加価値もあり)もので購入しようとなります。
もともとは個人での取引も活発にあったものですが、代行という業が生まれました。個人、企業だけでなく行政関係もオークションを活発に活用しています。不動産や車等多くの商品が出品されています。
中古品販売自身は何も今に始まったものではなく、先程の不動産にしても車にしても、物品にしても存在していました。ただしオークションは価格決定権を消費者が握った点が面白いのです。オークション自身も昔から存在し絵画等美術品のイメージでしょうか。しかしITの普及でこの分野も様変わりしました。あらゆる商品で構成されています。
ハンマープライスJPは代行ビジネスです。出品から配送・金銭回収までを行い、顧客は商品提供のみです。および代行業者も購入者(消費者)もリスクがありません。売れた段階で精算ですから、売れなければ一切の費用がかからない仕組みになっています。
私が注目したのは一部従来の物販流通が変わるのではないかと捉えたことです。メーカーは大量にモノを製造しなければならない構造である以上売れればいいのですが、売れ残ったモノは別ルートに流すか、最終廃棄しなければならない。現在は廃棄するにもお金がかかる時代です。不要在庫問題解決の可能性です。小売業も同様に在庫があります。
企業経営の最大の課題は販売力です。製造については強い会社はありますが、どうしても営業力となると人材との絡みも含め困っており結果不要在庫化しています。またモノが簡単に売れない時代(不況)であることは確かです。
ハンマープライスJPの代行機能(チェーン店活用)にはこの不要在庫販売代行機能まで持っています。そうなると店舗・販売会社等全てが対象となります。販売先はヤフーにより全国(世界)規模での購入者が拡大、従来では考えられなかったオークション世界が作られたことになります。
私の関係先(滋賀3105号店)もこのチェーンのFCに加盟しております。関係先はオークションを別途ある事業発展に活用しようと構想しています。流通が変わるはずです。
■「ハンマープライスJP」について、詳細をお知りになりたい方はこちら(http://hammer-price.jp)
■「ハンマープライスJP」ご案内パンフレット
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