SAMURAIグループは、企業のトータルマネジメントサービスを行います。

成功へのレポート

ケース1をもうしばらく書かせてもらいます。

私はサラリーマンの経験があり、現在個人事業主であり、経営者でもあります。過去を振り返るとサラリーマン時代には独立について理解出来ないことが多くありました。想像しても(当たり前ですが)分からないのです。
経営のこと、経営者のこと、どうすれば給与が増やせるのか、昇給昇格、人事評価、実績査定(計算値)・・・年功序列、終身雇用が決められた通りで動かせないものと捉えていました。給与も地位も当たり前のように上がる時代がありました。そのことを疑うこともなく、真面目にコツコツ働くことが美徳でもあったようです。実際、経営(者)サイドに立ってみると、別の世界が見えてきます。そうだったのか、給与評価はそうだったのか、経営者は社員をこのように見ていたのか・・。

一つ書けば経営者は元々評価軸など持っていない。やる(実績)人材に対しては青天井です。やらない人材に対しては給与を下げたいのではなく、一銭も払いたくない。これが経営者の心境です。

サラリーマン(女性も)は自分のため、家族のために頑張るのではないでしょうか。自立して稼ぎまくれば結果に繋がります。成功者を目指す皆さんはサラリーマン時代にどこまで仕事をし尽くしていますか。中途半端であれば独立など絵空事になります。
差額埋めるために社内で何をやってきたのか、してきたのか。企業である以上実績(数字)です。スタッフ部門についても、数字でないが実績を問われます。例えば人事であれば何人採用出来たか、何人育成したか、戦力化したかになります。
そしてこの1年で会社をこのように変えました、実績を出しました・・・経営者にぶつけてほしいのです。私の値段(商品価値)は50万円ではないですか、主張すべきです。事例で言えば部長の地位を奪ってください。かつての階段式の賃金体系はもう現在では通用しません。高度成長期のように毎年上昇する体系は崩壊です。社員としての自立の時代に突入したことはけっしてマイナスではありません。完全に実績・実力社会の到来です。頑張る人にとってはチャンスがあります。部長への具体的なステップを描けましたか。仕事を分解し、対策です

独立する前に、今のあなたの勤め先に置ける成功体験が不可欠です。よく言われるようにサラリーマン時代に実績を出せた人が、独立後に成功している。サラリーマンで実績を出せた人しか成功出来ていないのです。独立したら成功するという根拠にはなりません。すべては繋がっています。同じ人間がある日突然何か別の世界に立てることなどあり得ません。実績の延長線上で捉えないといけません。
サラリーマン時代にすでに成功していないことには、独立後の成功もないのです。ナンバーワンの営業マンであった人が成功している以上、今の環境下でトップを取ることが、前提条件になります。

←バックナンバーへ戻る前号へ次号へ