今回の事例は「リード エグジビション ジャパン梶vです。
この企業は直接私が知っており、お付き合いしている会社ではありません。
私の知人と談笑している時に、その方の娘さんからお父さんに宿題があった話を聞きました。勤めている会社から、社長様の書かれた書籍についての感想を親に書いてもらうように言われました。
その方もその段階で、どこまでこの企業をご存知だったか知りませんが、改めて娘さんの勤め先の書籍を読むことになりました。高井さん面白い会社なんです、と教えてもらい、知人の話にも大変興味を持ちました。HPを開き、社長様の書籍を早々に手に入れました。
「正直者はバカをみない 石積忠夫」 ダイヤモンド社 1600円 副題 日本一の見本市ビジネスをつくった男の成功哲学
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リード(略)に最も興味を持ち、成功事例に取り上げようと考えたのは事業目的をしっかり持っている企業であったことでした。よくあることですが、当初はある目的を持って取り組んだつもりがいつの間にか別の方向に変わっていることが多くあります。
リードは見本市をビジネスとして確立した点が凄いところです。従来の見本市はその多くが業界団体や公的機関主催で実施側も出展側も、ビジネスであれば収益・顧客拡大が目的であるはずが、参加することに意義がある、お付き合いで出ます傾向がいかに多かったかです。出展側も多大な費用を計上しながら結局終わってみれば使い物にならない名刺を集め、その日のために準備したパンフレット等資料をばら撒いて終了。その日までの人件費含めると何のための出展だったのか疑問になります。
海外では見本市は商談の場である。日本で行われている見本市は間違っている。出展企業のニーズはビジネスであり、即決で契約を取り交わす場でなければいけないと石積社長は考えられたのです。
私の信条も「実践」があります。人はいつしか本質・事実から楽な方に流れる傾向があり、何のための仕事なのか考えなくなり間違った方向に走ることが多くあります。
正面から・正論として見本市の本質を追求したことに企業発展がありました。見本市は商談契約の場でなければいけない。現に海外の見本市は商談会場でありイベントになっている。日本でもチャレンジしたい(すでにリードの内容は世界レベルに達しています)、大変な努力の結果実績を出し続けています。
同時にリードの見本市は実績が出せるとなるための企画から準備、イベント(賞)内容…ダイナミックな打ち出しがされています。
その背景にはリスクへの挑戦があったこと、避けなかったことに成功要因を見出しました。
■「リード エグジビション ジャパン梶vについて、詳細をお知りになりたい方はこちら(http://www.reedexpo.co.jp)
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