けれども、残念ながらその食べ方はかなり見苦しいものでした。
前にも述べましたが、「食べる」という行為にはその人の日常がはっきりと表れます。女子学生の前に鏡を置いてあげたかったです。
一般的に食事マナーといえば、ナイフフォークの使い方や、魚の骨の取り方等々を心配する人が多いですが、マナーの真理は違います。
「食べる」ことが、生理的欲求を満たすだけの行為では、ちょっと残念です。
視覚的にも聴覚的にも善良なふるまいへと高めるために…、そして、そこにいる人々がともに喜び、楽しむために…。ぜひ、マナーを加えてみませんか。
食欲の秋が感謝の秋へと深まることでしょう。
Chisato Fujii
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