たくさん「みる」ことで、私たちの興味や刺激は多くなります。視野を広げると楽しみが広がるのです。時には、見てしまったために仕事が増えた…そんなこともあるでしょう。
だからと言って目をふさぐのは残念なことです。
目の前の現実を、(もっと言えば)真実に目を向ける…これが「みる」ということではないでしょうか。楽しくなるだけではありません。問題解決や事故を未然に防ぐこともできます。
どれだけのものをどれくらい深く見ることが出来るか…この視野の広さと洞察力の深さが仕事には大切です。180度の視野は当たり前、接遇では360度の視野が必要だと言われています。
映画の話に戻って、父親は360度どころか目に見えない息子の胸の内までをも垣間見たのです。私たちに与えられたこの素晴らしい力をもっと活かして働くことが出来れば、
ほほ笑みが生まれ、きっと深い満足感が得られることでしょう。
Chisato Fujii
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